HILO WAVEとは?
HILO WAVE(ヒロウェーブ)は、
高分子ヒアルロン酸と低分子ヒアルロン酸を組み合わせたヒアルロン酸製剤
です。
1本2.0mLに合計48mg、1mLあたり24mgのヒアルロン酸を含み、
高分子HAと低分子HAを組み合わせた独自技術
DHC®(Dual Hyaluronic Acid Compound)
が採用されています。
一般的なヒアルロン酸フィラーのように、
鼻や顎などの形をしっかり作ることだけを目的とするのではなく、
肌の水分感・ハリ・質感を整えながら、自然なボリューム補正も目指せる
ことが大きな特徴です。
「肌育はしたいけれど、ヒアルロン酸で顔の形を大きく変えたくない」
「目の下や頬の痩せ感も自然に整えたい」
という方にも検討しやすい治療です。
HILO WAVEの特徴
高分子HA+低分子HA
性質の異なるヒアルロン酸を組み合わせることで、
肌全体の質感と自然なボリュームの両方を考えた製剤設計です。
高い拡散性
注入した一点に硬く残るというより、
周囲の組織になじみながら広がりやすいことが特徴です。
自然なボリューム
一点を大きく膨らませるのではなく、
中顔面や頬などを面として自然になじませる治療に向いています。
少ない注入ポイント
PDITでは、製剤の拡散性を利用して少ない注入ポイントから
広い範囲へなじませる方法が用いられます。
HILO WAVE最大の特徴「拡散性」

HILO WAVEは、
注入された場所から周囲へなじむように広がりやすい
という特徴があります。
ここでいう「広がる」とは、
水のように重力によって下へ流れ落ちるという意味ではありません。
皮膚や皮下組織には、脂肪区画、線維性隔壁、靱帯、筋膜などが存在します。
HILO WAVEは、注入された組織層の中で周囲へなじむことで、
一点だけを強く膨らませずに面として自然に整えることを目指します。
「拡散する」=「どこまでも移動する」ではありません。
必要な範囲に自然になじみやすいことが、HILO WAVEの特徴です。
2つの注入方法
お悩み・顔立ち・治療目的に合わせて使い分けます

PDIT
少ないポイントから、顔全体へ
PDIT(Point Deep Inject Technique)は、
HILO WAVEを顔全体に細かく何十か所も注入するのではなく、
少ないポイントへ注入し、製剤の拡散性を利用する方法です。
メーカー関連の医師向けセミナーでは、
代表的な方法として
2ccを全顔10ポイントに注入するプロトコル
も紹介されています。
実際の注入位置や方法は、患者様の顔立ちや状態に合わせて医師が判断します。
カニューレ注入
気になる部分を、面として自然に
目の下、ゴルゴライン、頬こけなど、
特定の部位をより自然に補正したい場合には、
先端の丸いカニューレを使用することがあります。
HILO WAVEのなじみやすさを活かし、
くぼんだ部分へ薄く広げながら注入することで、
強く形を作りすぎない自然なボリューム補正を目指します。
PDITとカニューレ、どちらを選ぶ?
PDITがおすすめの方
- 顔全体の乾燥が気になる
- ハリ・弾力の低下が気になる
- 肌質を全体的に整えたい
- 軽度のボリュームロスが気になる
- 少ない注入ポイントで治療したい
カニューレがおすすめの方
- 目の下のくぼみが気になる
- ゴルゴラインが気になる
- 頬こけを自然に整えたい
- 中顔面のボリュームロスが気になる
- 特定の部分を面としてなじませたい
どちらか一方に固定するのではなく、診察のうえで適した注入方法をご提案します。
目の下・ゴルゴ・頬こけにも
加齢とともに目立ちやすくなるのが、
目の下からゴルゴライン、前頬にかけてのボリュームロスです。
この部分は、単純に「線を埋める」だけでは
不自然な仕上がりになることがあります。
HILO WAVEでは、
くぼみそのものだけではなく、中顔面全体を面として考える
ことで、自然なバランスを目指します。
目の下などの繊細な部位については、
皮膚の厚さ、脂肪量、眼窩脂肪の突出、たるみの程度などによって
HILO WAVEが適さない場合もあるため、医師が診察のうえで適応を判断します。
一般的なヒアルロン酸との違い
| 一般的なフィラー | HILO WAVE | |
|---|---|---|
| 主な目的 | 形を作る・局所的なボリューム補正 | 肌質+自然なボリューム |
| 広がり方 | 比較的その場に留めて形を作る | 周囲へなじみながら広がりやすい |
| 仕上がり | 輪郭・形態変化を出しやすい | 自然な変化を目指す |
| 代表的な用途 | 鼻・顎・唇・輪郭形成など | 肌質・中顔面・目の下・頬こけなど |
※上記は一般的な特徴の比較であり、製剤や注入方法によって異なります。
HILO WAVEはこんな方におすすめ
施術回数・施術間隔
メーカー公式では、HILO WAVEの施術間隔の目安として
3か月ごと
が案内されています。
必要な回数や施術間隔は、年齢、肌状態、注入部位、
ボリュームロスの程度、治療目的などによって異なります。
診察のうえで治療計画をご提案します。
よくあるご質問
Q. HILO WAVEは普通のヒアルロン酸と同じですか?
同じヒアルロン酸を主成分としますが、治療の考え方が異なります。
一般的なフィラーは形を作ることを得意としますが、
HILO WAVEは周囲へのなじみやすさを活かし、
肌質と自然なボリュームの両方を整えることを目指します。
Q. 「広がる」と聞きましたが、下に流れてしまいませんか?
「拡散性がある」というのは、水のように重力で流れるという意味ではありません。
注入された組織層の中で周囲になじみやすいという特徴を表しています。
Q. PDITとカニューレはどちらがおすすめですか?
顔全体の肌質や自然なボリュームを整えたい場合はPDIT、
目の下・ゴルゴ・頬こけなど特定の部分を面として整えたい場合は
カニューレを使用することがあります。
最終的には診察で判断します。
Q. 1回でも受けられますか?
1回から施術可能です。
必要な回数や次回施術のタイミングは、
肌状態や治療目的を確認しながらご提案します。
Q. ヒアルロン酸を入れたような不自然な顔になりませんか?
HILO WAVEは、強く輪郭を形成することよりも、
周囲へなじませながら自然なボリュームを整えることを目的として使用します。
ただし、仕上がりには個人差があります。
ダウンタイム・副作用
施術後は、以下の症状が生じる場合があります。
赤み、腫れ、むくみ、疼痛、圧痛、内出血、針跡、
膨らみ、凹凸、違和感、硬結、しこり、感染、アレルギー、
遅発性炎症など
また、ヒアルロン酸注入では非常にまれですが、
血管閉塞により皮膚障害・皮膚壊死等が生じる可能性があります。
極めてまれですが、血管閉塞が眼や脳の血管に影響した場合、
視力障害、失明、脳血管障害等の重大な合併症につながる可能性があります。
異常な痛み、皮膚色の変化、視覚異常などを感じた場合は、
速やかに当院へご連絡ください。
未承認医療機器・医薬品について
本施術で使用するHILO WAVEは、日本国内において医薬品医療機器等法上の承認を取得していない未承認の医療機器・製剤です。
当院では、医師の判断と責任のもと、適法な手続きを経て輸入された製品を使用します。
HILO WAVEは韓国において医療機器として承認されています。
日本国内において同一成分・性能を有する承認品がない場合があります。
未承認医療機器・医薬品による治療では、
万一重篤な副作用が生じた場合に医薬品副作用被害救済制度等の対象とならない場合があります。
HILO WAVEなら、ライズワン美容皮膚科クリニック
HILO WAVEは、
単なる「肌育注射」でも、
一般的な「ヒアルロン酸フィラー」でもありません。
肌質改善と自然なボリューム補正を同時に目指せること。
お悩みや顔立ちに合わせて、
PDITとカニューレを使い分けながら、
自然な仕上がりを目指します。

